葉酸サプリに含まれるビオチン(ビタミンB7)について説明します。

 

ビオチンは卵から発見された物質で、皮膚の炎症を防止すること

が以前より指摘されていました。

 

ビオチンは免疫システム活性に寄与すると考えられ、不足すると

感染症にかかりやすくなることが指摘されています。

また抗酸化作用やアレルギー反応を抑える作用もあります。

 

加えて皮膚細胞の活性化や機能を正常化するため、

皮膚炎の治療に用いられることもあります。

 

ビオチン欠乏によって、インスリン分泌能の低下も指摘され、

糖尿病との関連も疑われています。

 

そんなビオチンですがビタミンB群の一種で水溶性ビタミンです。

欠乏症を起こすことは稀とされていますが

食事に偏りのある人(生卵の中のアビジンがビオチンを強く結合するため

生卵を大量に摂取されている方はビオチン不足になりやすい)は要注意です。

 

便秘などの腸内環境が悪化している方や、

アルコール摂取が多い方や喫煙されている方も不足しやすいです。

 

また乳児は腸内細菌叢が発達しておらず、

母乳中のビオチンが不足し、欠乏症になりやすいです。

 

1日の摂取目安量は成人で50μg/日程度です。

成人の一日ビオチン摂取は40~50μg/日程度できているので

すぐに欠乏するわけではありません(上記のような方は要注意です)

 

上限は500μg/日程度となっておりますが、

水溶性ビタミンですので、よほど多量に摂取しなければ問題ありません。

(ビオチン治療薬は上記量を余裕で超えるものがあります)

 

ビオチン欠乏症としては神経症状や血糖上昇、

白髪、湿疹などの皮膚症状が認められます。

 

また妊娠中のビオチン欠乏状態が奇形と関連する報告もされています。

それとは逆に過剰摂取にも奇形との関連が指摘されています。

 

以上のようにビオチンもバランスよく摂取することが重要です。

奇形との関連も報告されていますので、妊活中や妊娠中のかたは

葉酸サプリと一緒にビオチンも摂取できれば安心ですよね。